KinoPino’s diary

このブログは、手芸が好きで凝り性で飽き性の姉(ぴのすけ)と、お絵かきが好きで気まぐれで飽き性な妹(きの)の、いつまで続くかわからない交換日記です。

結婚【姉】

どうも、姉のぴのです。

半年も間空いたら、流石にログインの仕方を忘れるよね。

 

きのちゃんのを読んで、返事をけっこう書いてたんだけど、なんか違うなと思って消しちゃった。なので、単に、私個人の価値観の話を書きます。

 

この前、会社の若手社員の飲み会に参加してきたのだけど、今年新卒入社してきた子がきのちゃんの1つ下かな?同じ干支って聞いて、思わず引いてしまった。


私はずっと、年齢とか気にしたことがなくて。

10歳以上年上の先輩でも大好きな人とは飲みに行きたくて、部署の女子飲み会とかに誘っちゃってたのだけど、その時に先輩が「こんな若者の中に入っちゃって申し訳ない…」って言っていたのを思い出しました。

年齢とか気にしない、って言えるのが、若いってことなのかもしれないな、と急に思った。

グループ飲み会みたいなの、やっぱり好きになれない。

いつかは楽しめるかもしれないと思って毎回参加するけど、毎回そう思ってるからやっぱり合わないんだな。

今度からは一次会で帰ろう、と思いました。

 

若手の集まりっていうと、20代30代が中心なわけだが、その年代って生き方いろいろなんだよね。

結婚している人もいれば、まだしていない人もいる。

結婚して子どもが二人いてもおかしくないし、いなくても普通。

そんなん、生活が違いすぎるでしょ。

 

誰かが子どもの話をすれば、流れで子ども話になるし、
プロポーズの言葉の話になれば、その話題が続く。

既婚だろうと他人のそういう話にまっっっっったく興味が持てない私のような人間もいるが、未婚で婚活がんばってる子が、その時にどういう気持ちでいたのかは、わからない。


そもそも、夫と私のエピソードは家族としての大事な思い出で、本来ふたりだけで持っていればそれでいい、って思ってしまう。

プロポーズの言葉は私だけが知っていればいい。

来年で結婚して10年になる。これまで本当にいろいろあった。大変なこともたくさん。
それも、夫と私の二人の思い出であって、他人とシェアする必要はない。

夫と共有できているだけで満足しているってことだ。ほかの人には言えないモヤモヤも、夫がわかってくれたら許せる気持ちになる。

 

結婚だけがすべてではない。
結婚式や披露宴が、どうしても「幸せの象徴」みたいなモノでプロモーションされちゃっているから、何となく雰囲気的にそう思われてるけど。

幸せの形は、結婚だけじゃない。
結婚は、するとしても、幸せになるための「手段」だと思う。

幸せになるための人生の部品の一つ、みたいな。

幸せになるために、その部品が必要な人もいれば、いらない人もいる。少なくとも、私はそう思ってる。

結婚式及び披露宴に興味を持てなかったのは、多くの式場が「二人の最高の日」っていう企画方針で、「オンリーワンの式」って言いつつパズルは用意されてて、会場の上座にお雛様みたいに飾られて、スポットライトを浴びて、謎の撮影タイムがあって。

ただでさえ、人目に晒されるの嫌いなのに、とても無理って思ったから。

でも、夫がやりたいと言うので、やることにしました。

 

その代わり、私のほうも条件を決めていました。

まず、結婚式は宗教の儀式としてやる。神様との手続き方法を知ってる宗教者により、神様との誓いの場でやる。

特定の信者じゃないから神道でも仏教でも何でもよかったが、夫が「教会がいい」というのでキリスト教式になった。

そして、披露宴は、特に披露しない。照明効果も必要最小限で。

新郎新婦もみんなと同じテーブルに座る。
それができる人数しか呼ばない。

式の後、そのまま嫁ぎ先へ旅立つことになっていたから、私にとっては皆とのお別れの席。

自分の大切な人たちに、夫となる人を知ってもらいたい気持ちはあったので紹介movieは流したけど、それよりも、来てくれた人に感謝の気持ちを伝えることをメインにしたかった。

予算も、自分の貯金から一括で支払えて、それでも貯金が残る額まで。

予算厳守で、手作り感があっても釣り合う、分相応な披露宴にすることを、プランナーさんに相談してた。

仕事を辞めて引っ越さなきゃいけなかったから、シビアだった。

だから引き出物は用意できなかったし、料理は最低レベルだったけど、その代わり会費もお祝儀ももらわない方針にした。

お祝儀をくれた人には、その人ごとにお返しを選んで送った。

やるなら本気で、ってなっちゃうから、準備は相当頑張ってたと思う。仕事として。
でも、今思えば、たぶん不要なレベルのものも多かったと思う。自己満足だったな、と。

そいえば、自分が見られることについては興味がなかったから、顔とか体のことは一切考えていなかったなぁ…と、きのちゃんの記事を読んで思いました。もったいなかったかも。

せっかくジェルネイルするのに、式直前も仕事柄、クセで深爪してしまっていて、ぜんぜんかわいくならなかったことを思い出しました。

 

以上、わたしの価値観の話でした。

たぶん、きのちゃんの求めている反応ではないだろうなぁと思いつつ、それでもこのままUPします。